【保持力強化】ボルダリングの上達にムーンボードが最適な理由を解説【上級者向け】

ムーンボード（Moonboard）とは？

ボルダリングをしているだけだと聞いたことがない方もいるかと思いますが、ボルダリングのトレーニングボードの1つにムーンボードというものがあります。

考案者のベン・ムーンという方の名前を取って作られたこの壁は

• 規格は世界基準（幅2.44m・高さ3.15m・傾斜130°の壁）
• ホールドも規定されたものを規定された場所につけること
• 課題を自分で作って実施できるし、世界に公開することも可能
• ホールドは小さめなので保持力が問われる課題が多い

という特徴を備えている、他のトレーニングボードに比べて実践的なものとなっているのが特徴です。

まず規格に関しては全て世界基準・共通のものとなっています。

。傾斜が130°あるのである程度の保持力と体幹が無いとそもそもスタートができないなんてことがざらにあります。

また課題は世界中で共有されるので、様々な課題に挑戦できます。

後述しますが最低グレードは3級～最高で5段クラスまであり、いろんな人が作った課題が約20,000ほど用意されています。

この課題はもちろん自分で作ることも可能です。そのため自分で苦手な動きを投入することで効率よい練習ができます。

ホールドに関しても一般的な課題につけられている課題に比べて小さいホールドが多く、カチ持ちやオープンハンドなどの持ち方を要求されます。

普段からカチホールドに慣れている人であれば安定して登ることは可能だと思います。逆になれていない人は指を痛める場合もあるので注意しましょう。

ちなみに余談ですがムーンボードのホールドは2017年になって少し変更しました。前回に比べて難易度は少し簡単になり、持ちやすいホールドが増えた印象です。

またムーンボードにはLEDに対応しているものとしていないものがあり、LEDに対応している物は非常に使い勝手が良いのでおすすめです。

ムーンボードアプリと連動して、対応する課題のホールドをマークできます。なのでホールドを覚えなくていいんです。課題が超絶楽になります。

ちなみに基本的な流れとしては

1. スタートホールドは緑色に光っているのでそこからスタート
2. 使用可能なホールドは青色に光っています
3. ゴールは赤色に光ります。両手で支持できればゴール
4. スタートのみ足場の10個の黄色いホールドを使用可能

という感じです。

最低グレードが3級～なので注意

ムーンボードでは最低グレードが3級程度からになっております。（フレンチグレードで6a～。初心者では難しいかも…。）

普段のクライミングで3級に挑戦している方であれば、十分ムーンボードに挑戦できます。

ホールドも3級・2級想定の課題であれば比較的持ちやすいものが多いため、初めて挑戦する方でも何も登れないということにはならないかと思います。

ただガバに関しても薄いガバホールドで、なかなか持ちにくいので注意してください。

こちらも先述しましたがガバよりも小さいカチ・ピンチホールドが多いです。

• ムーンボードに挑戦する前は指を温めておく（怪我防止）
• 無理してホールドを取りにいかない（指が生半可にかかると怪我につながる）
• カチ持ち状態から無理に指を動かさない

といった点に注意してムーンボードをご使用下さい。

ムーンボードは保持力を鍛えられるため強くなれる

なぜボルダリングにおいてムーンボードは上達に最適なのでしょうか？

私は「ボルダリングに必要不可欠な保持力を鍛えることができる」ことが理由の1つと考えています。

極論ではありますがボルダリングはホールドから手を離さなければ絶対に登りきることは可能です。

その際に必要になってくるのが保持力であり、ホールドを持つ力を鍛えることができるのはムーンボードが最適だと言えるでしょう。

まずムーンボードは普段のクライミングとは大きく異なります。特に大きく異なる部分は「静的ムーブが基本・カチが多め」であり、逆に両手で保持するスローパーなどのホールドは存在しません。

現在のボルダリングの課題はランジなどの動きが大きい課題がメインで、瞬発力や可動性を問われる課題が多くなっているのがトレンドです。

こういった課題でも保持力は大切になってきますが、ホールドを持ったまま次の動作に移るという行動が少ないのもランジ課題の特徴です。

持ちにくいカチをしっかり保持しつつ、次のホールドに手を伸ばす。こういった動きを何回もやらせるのがムーンボードです。

他のボルダリングの課題にに取り組むよりかは保持力を効率よく上げやすいと言えるでしょう。

普段のクライミングでカチやピンチなど保持する課題が苦手であると感じる方は、ぜひムーンボードに挑戦してみてほしいと思います。

ムーンボード×サーキットトレーニングが最強

ムーンボードをある程度使うことのできる地力がついたと感じたら、ぜひサーキットトレーニングの道具として使ってみて下さい。

自分はサーキットトレーニングで使い始めてグレードを2つ上げることができました。（初段⇒三段）

サーキットトレーニングとして向いている理由は「課題数の多さ」です。

先述した通り全体で20,000越え、低難易度（3級～初段）くらいであれば1つのグレードに3,000近くの課題があるため、どんなに練習しても課題が尽きることはありません。

同じ課題を取り組むマンネリを防ぐことができますし、コンペ対策である初見対応力を磨くこともできます。

ムーンボードを使ったことのない人に比べて上達のスピードがマジで1段階違うので試してみて下さい。

自分が最高グレード初段だったころは

• 6a~6a⁺（大体3級）を10本
• 6b~6b⁺（大体2級）を5本
• 6c~6c⁺（大体1級）を3本

を登るようにしていました。これが余裕になった場合は3級課題を20本など低難易度を増やしておきましょう。持久力・オンサイト力の向上を狙うことができるからです。

水道橋「スポドリ！」だと簡単に使えます

ちなみに東京都だと水道橋のスポドリ！というところに設置してあります。

東京の中でも比較的アクセスが良好なので、もしムーンボードが気になる人がいたら挑戦してみて下さい。

ムーンボードの設置店舗は割と少ないので、自分の良くいくボルダリングジムにあるのなら積極的に使うことをおすすめします。

意外と近所にあるかもしれないので他のジムに行く方は一度ジムの公式ページを調べてみましょう。

⇒スポドリ公式サイトはこちらから

まとめ

今回は「ボルダリングの上達にムーンボードが最適な理由」について徹底解説しました。

• 保持力を最高効率で上げることができる（高難易度）
• 課題数が全難易度で20,000を超えるため、サーキットトレーニングで利用するのがおすすめ

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※初心者こそボルダリング上達のためにタンパク質やアミノ酸を摂取するべき3つの理由

• ボルダリングで損傷した筋肉を修復することで筋力増加につながる
• あらかじめアミノ酸を摂取しておくことで筋肉痛防止になる
• 食事の置き換えによって体重管理も容易になる

初心者のうちから筋肉や疲労のケアはきちんとしておくことは大事です。最短でボルダリングを上達するために、普段の食事を改善・強化しましょう！

↓筆者も使っているプロテイン・アミノ酸・食事管理はこちら↓

• Myprotein（マイプロテイン）

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副業でボルダリング代を稼ぎませんか？

大体月に10000円前後かかると思いますが、この1万円を毎月副収入で得ることができれば…。

ボルダリングにかける金額を気にせず、心から楽しんで登れると思いませんか？

みりんはボルダリング代について、全て副業から得られる収入で賄っています。

• ブログ（月に数千円程度～良くて1万円）
• 海外FX（月3万円目標。現在達成継続中）

という感じです。この中でボルダリングをやる皆さんが挑戦するべきなのはずばり、海外FXと言えます。

皆さんは「FX」という言葉を聞くと「怖い・借金がかさむ・有り金全部溶かした」というマイナスイメージを持たれますか？

確かにFXは難易度が高いとされている副業の1つで、実際に借金を負うリスクがある取引所もあります。

ただし、それは「日本FX」の話。実は海外FXでの借金を負う可能性は0に近いのです。（100％ではないので注意。）

海外FXでは「ゼロカット制度」を導入しており、ほぼ100％に近い確率で原資以上の損失は取引会社が対応してくれます。

仮に1万円入金して取引をすれば、1万円以上の損失が発生した場合は全て会社が補填します。

※別に多額の金額を動かす必要はありません。月1万円でも稼げれば初めのうちは御の字です。逆に人生を変えようとして生活費を投入するなどの行為は絶対に避けた方がいいです。

ちなみに中の人の実績についてですが

• 海外FXのExness・XMを使用し、月に3万円程度の収益を安定して稼ぐ
• 2022年度年間収支ギリ+。実績ではないが2021までFXで大損をする…。

億トレーダーってわけではないですが、月の収益5万円程度であれば経験はたくさんあります。

正直言ってFX＝危険という考え方はナンセンスです。本業がある社会人であればリスクをコントロールすれば問題ないです。

FXに対して夢を持たず、ほんの少しの収益で満足できるような生活水準を維持することが最も大事なことをみんな知りません。

無茶をせず、リスクを可能な限り減らし、利益だけを追い詰めていく海外FXに挑戦してみましょう！

1. 本業できちんと働き、生活費を稼ぐ
2. 余剰資金を用意し、少額で取引を行う
3. 利益を少しづつ出せるようになっていく
4. 生活費を上げることなく、お金の価値をはき違えないようにする

まずは月1万円からの副業を目指して頑張っていきましょう。

※もしFXを始めたいというのであればみりんはExnessを推奨しています。