この記事を読むことで
- プロップトレードで負けが積み重なってしんどい
- どうすれば負けないトレーダーになれるのか
- プロップトレーダーである自分が負けなくなった方法について
これからプロップトレーダーを目指す初心者の方は、ぜひ当サイトを参考にしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
プロップトレーダーとして負けないための聖杯とは

プロップトレードで結果を出したいと思うと、多くの人はまず手法を探すと思います。
- どの時間足がいいのか
- どのインジケーターが使えるのか
- どうすれば勝率が上がるのか
確かにこうした視点を持つことは大切であると思います。
一方実際に市場で長く生き残る人を見ていると、共通しているのはもっと地味な部分です。
それが、月にかける予算をきちんと決めて運営していることです。
私はこれが、プロップトレードで「負けない」ための聖杯の1つだと思っています。
今回はそんなところに焦点を当てて解説をしていきたいと思っています。
本当に怖いのは負けではない
そもそもプロップトレードは、普通の自己資金トレードとは少し違う難しさがあります。
相場を見るだけでなく、会社や口座ごとのルールとも向き合わなければならないという点です。
相場だけでなく、ルールとも戦っているプロップトレードには
- 最大ドローダウン
- 1日の損失上限
- 利益目標
- トレーリングルール
- 評価期間
- 再挑戦やリセットの費用
簡単に見繕っただけでもこれだけのルールがあります。このルールの中で、資金と感情をコントロールする力が必要であると言えるでしょう。
これを踏まえたうえでプロップトレーダーにとって最も恐怖の対象になるのは、1回の負けではなく、その後に起こる行動であると言えます。
- 取り返そうとしてロットを上げる
- 不合格のたびに無計画に再挑戦する
- 月末に焦って無理なトレードを増やす
- 評価費用やリセット費用に感覚が麻痺していく
この負のスパイラルに突入した場合、手法がどうこう以前の問題になります。そして多くの人は、ここで資金より先にメンタルを壊します。
だからこそ必要なのが、月にいくらまで使うのかを先に決めておくことです。そしてそれを守るだけでおそらく負けるトレーダーにはならないと思っています。
月額予算は損失の意味を変える
月間予算を決める最大のメリットは、損失に対する見え方が変わることです。
まず損失=事故にならないですし、想定内のコストとして経費と考えることができるようになります。(これが自己資産よりも良いところ)
予算が決まっていない場合、負けが毎回ショックになります。不合格になれば焦りますし、再挑戦すれば余計に熱くなります。
そうして感情がひたすら揺れ動いた結果訳の分からないトレードをしてKOというわけです。
一方で、月間予算を決めている人は違います。その範囲内の損失は、最初から想定したコストとして扱えるからです。
もちろん、負けて嬉しいわけではありません。しかし、想定外の事故ではなく運営上の必要経費として受け止められるので、感情が暴れにくくなります。
そういったトレードの失敗は、手法よりメンタルの崩れから始まることが少なくありません。そしてメンタルが崩れる原因の多くは、損失の上限が曖昧なことにあります。
- 今月あといくら負けていいのか決まっていない
- 不合格になったら何回まで再挑戦するか決めていない
- 生活費とトレード費用が混ざっている
- 勝てば強気、負ければ取り返しに行く
こういったトレード計画になってしまっていませんか?
月額予算は失ってもいい金額で決めること
予算は、今月いくら使えるかで決めるものではなく、失っても生活や心が崩れない金額で決めるべきです。
後大前提ですが、生活費や家賃、貯蓄とは切り分けてください。ここが混ざると、トレードの負けがそのまま生活不安に直結するからです。
トレード予算は、あくまで余剰資金の中から設定してください。
なお個人的には月ごとに予算を決定するのがおすすめです。月に10万までと決めたなら、月の予算は10万です。それ以上口座を購入することは禁止となります。
なお、10万円と決めたから上限は10万までとするのではなく、10万円を超えない運営をする意識を付けることが目的です。
また当然ですが、月の上限額を使い切ってしまった場合は、当月は新規口座を購入することは避けてください。
正直これができれば、負ける可能性を大きく減らすことができます。
なぜなら大半の人には、勝つためのルールは作っても、やめるためのルールを作っていないからです。
もしあなたが、月の予算を使い切ってその月の新規口座購入を終了し、次の月まで既存口座利用と分析と検証に時間をかけられるなら、たぶん生存確率は飛躍的に上がるでしょう。
というかおそらく負けてないと思う。細々と楽しめているかもしれないし、コツコツ利益を抜けるトレーダーにはなっているだろう。
ルール設計もきちんとしておこう
ルールはトレードルールだけではなく、予算分散のルールも同様に作っておく必要があります。
月に10万円なら週単位の予算は2.5万円。口座額によりますが、大体10k~25k位の口座でしょうか。
逆に月1でトレードをするのであれば、10万円分の口座を購入することもできますが、試行回数を確保するのであればお勧めしません。
これを週に1回ペースで購入し破壊していたらOUTとなります。先物ならよりコストは抑えられるでしょう。
どのタイミングでどのように資金を投入するかというのが問われるというわけですね。
また当然ですが
- 1回あたりのリスクを固定する
- 1日の最大損失に近づいたら終了する
- 連敗した日は新規エントリーをやめる
- 月予算の消化が進んだら再挑戦を止める
- 感情が乱れている日はトレードしない
こういったルールについてもちゃんと順守していく必要はあります。
予算管理は免罪符ではないこと
月間予算を決めることは有効ですが、予算管理を免罪符のように扱ってはいけません。予算内だから雑に負けていいは違います。
予算があるからといって、無駄な挑戦や適当なトレードが許されるわけではありません。
本来の目的は、限られた資金の中で生存率を上げることです。
毎月きっちり予算を使い切って終わるなら、それは管理ではなく、ただの固定化された損失でしょう。
そして自分も意識している本当の理想は上限まで予算を使わずに終える月が増えることです。
本当に良い状態は、ルール違反が減り、無駄な再挑戦が減り、結果として予算を使い切らない月が増えることでしょう。
予算は全部使うものではなく、超えてはいけない境界線なのです。
まとめ
今回は「プロップトレーダーが負けないためのたった1つの聖杯について」という点について解説をしていきました。
- プロップトレードで絶対に勝てる方法はないが、負けを小さくして、退場を防いで、長く続ける方法はある
- 相場を完璧に読むことは出来ないが、「戦う金額の大小」は自分で決められる
- プロップトレードは今月ダメダメでも、来月また同じように戦える基盤を作ること
- 本当の聖杯は、負け方を限定する仕組みである
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