この記事を読むことで
・トレードと天気の関わりあいについて知りたい
・実際天気って本当にトレードに関係するの?
- トレード×天気の兼ね合いについて
- 上手く使うことと使い方について
これからプロップトレーダーを目指す初心者の方は、ぜひ当サイトを参考にしていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
「天候アノマリー」を活用する点について

「今日の天気は晴れだから、なんとなく気分がいい」
そんな些細な感情が、実は世界中の金融市場を動かしているとしたらどうでしょうか。
今回は、現役プロップトレーダーが考察する「天候がトレードに与える影響」について、初心者の方にも分かりやすく解説します!
「晴れの日は株価が上がりやすい」
投資の世界には、理屈では説明しづらい「アノマリー(経験則)」というものが存在します。その代表格が「天候アノマリー」です。
2003年に発表された有名な論文(ハーシュレイファー氏らによる研究)では、世界26カ国の証券取引所を調査した結果、驚くべき事実が判明しました。
単純に晴天の日の方が収益率が高く、曇天や雨天の日は収益率が低かったのです。
特に「雲の少なさ(日照量)」が、投資家の心理に強く影響していることが統計的に証明されています。
つまり晴れの日は上昇相場・雨の日は下落相場になりやすいといえるのではないでしょうか。
天気がトレードに影響する理由について
空が明るいだけで相場が上昇しやすいという理由に関しては、トレーダーの思考に大きく関わってきます。
まず太陽光を浴びると、脳内に「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されます。
すると人間は楽観的になり、リスクを取ってトレードをしようという心理(リスク許容度の上昇)になりやするとされています。
一方で曇天や雨天の日はセロトニンが減ります。
気持ちが内向的・保守的になるため、様子見やポジション決済という心理が働きやすくなるのです。
これを行動経済学では「感情の誤帰属」と呼びます。本当は天気が良くて気分が良いだけなのに、「市場の先行きが明るい」と脳が勘違いしてしまうわけですね。
AI(アルゴリズム)全盛の現代でも使えるのか
今は人間ではなくAIが取引をする時代です。「そんな人間臭い話、もう通用しない」と思うかもしれません。
実際市場はHFTやアルゴなどにより管理されつつあり、裁量のトレードが介入する余地はないとも言えます。
しかし、私の答えは「十分に機能する可能性を秘めている」です。
現代のAIは過去の膨大なデータを学習しています。「人間は雨の日に弱気になる」という統計データも学習済みのため、天気が悪いとAIが先回りして売りを仕掛けることもあります。
つまり、人間の心理をきっかけに、AIが動きを加速させているのが今の相場なのです。
簡単な天候フィルターについて
というわけで簡単な天候アノマリーの考え方をまとめておきます。
- 市場の天気を特定する
- 寄り付きだけ狙う
- あくまでも自己判断の+α的思考にとどめておく
見るべき場所の「天気」を特定する
取引する銘柄によって、チェックする場所を決めましょう。
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日経225:東京の天気
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米国株・ナスダックなら:ニューヨークの天気
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イギリス株なら:ロンドンの天気
他にも時間などによって分けることも可能です
② 市場が始まる「寄り付き」を狙う
天候の影響が最も強く出るのは、市場が開く瞬間(オープニング・ベル)です。
朝のニュースで現地の天気をサッと確認するだけでも、その日の「空気感」を予測するヒントになります。
③ あくまで「プラスアルファ」の根拠にする
天気だけでエントリーを決めるのはギャンブルです。
「自分の手法で『買い』のサインが出た。しかも今日は現地も快晴だ!」というように、自分の戦略を後押しする材料として使うのが正解です。
まとめ
今回は「天気がトレードに与える影響と天候アノマリーについて」という点について解説をしていきました。
- トレードにおいて人間の心理的要素が絡む限りは機能すると考えられる
- 天候だけで判断するのは運否天賦なので、自己の優位性の高いものを使って判断しましょう
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