【検証その7】TradeTrainer（トレードトレーナー）検証集「フィボナッチ」編

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この記事を読むことで

トレードの手法構築や、実際のトレードの反省。勝てるトレーダーになるために必ずやっておくべき過去検証。この記事を見て初心者の方が勉強になれば幸いです。

※過去検証ソフトに「TradeTrainer（トレトレ）」をおすすめする理由（リンクは解説記事です）

1. 購入から最初の設定が非常に簡単にできる
2. 初心者でもわかりやすいUI・使い勝手が良い
3. 購入する前に体験版を使うことができる（通常版とほぼ同じ性能）
4. 検証ツールでは珍しい「経済指標」の確認が簡単にできる
5. 価格が29,800円の買い切り型と、検証ツールの中では特に安い

トレーダーとして成功を目指すのなら、検証を含めた勉強は本当に大切です。手法構築やトレード反省、勉強のために過去検証を始めましょう。

検証集「フィボナッチ」編

FXの検証ツール「TradeTrainer」ではFXのトレード手法を初心者でも分かりやすく検証することが可能です。（UIなどが見やすいなどのメリットが多い）

⇒【使いやすい】検証ツール「TradeTrainer」を使うべきメリットについて詳しく解説します

それこそトレード手法は2024年現在星の数ほどありますが、

• 実際に筆者が検証したトレード手法やインジケーター・オシレーター
• 初心者の方におすすめできるトレード手法やインジケーター・オシレーター

について解説していきます。第7回は「フィボナッチ」についてです。（内容はフィボナッチリトレースメントを指します）

フィボナッチとは？

FXにはトレンド系とオシレーター系と呼ばれる2つのテクニカル分析法があります。フィボナッチはトレンドとオシレーターの両方には対応しません。

しかし値動きを読んだり、押し目・戻り売りを判断するためにはおすすめのトレードツールです。

• トレンド系は相場の傾向を読む（順張り系）
• オシレーター系は相場の過熱感を読む（逆張り系）

フィボナッチ・リトレースメントは有名なフィボナッチ数列をトレードに応用したものです。チャートの波動・動きがどれくらいの水準まで押し戻るかを計ることができます。

チャートの

• 急上昇・急降下時の押し目買い・戻り売り
• エリオット波動時の押し目・戻り売りの確認

こういった用途で使われることが多いです。押し目買いや戻り売りをトレードの主軸にしている方には相性がいいと思います。

フィボナッチ・リトレースメントは主要なフィボナッチ比率を用いて分析をします。

1. 23.6%
2. 38.2％
3. 50％
4. 61.8％
5. 100％

分析する波動の起点を0、終点を1として上記の%部分に水平ラインが引かれるのが特徴です。

フィボナッチを使うメリット

フィボナッチ・リトレースメントを使うメリットですが、「押し目や戻り売りの地点が予想できる」と言う点があげられます。

トレードにおいて優位性のあるトレードの1つが押し目買い・戻り売りですが、正しく判断することは難易度が高いとされています。

加えて押し目買い・戻り売りをする際の根拠になる情報はたくさんあるため、どれを信用していいか分からないというのが懸念点でもあります。

フィボナッチ・リトレースメントはたくさんのトレーダーが利用しているので信用性がありますし、使いこなせるようになれば相場の予想も立てやすくなります。

ただし後述するようにフィボナッチを正しく使えるようになるためには、前提知識がある程度必要になるので、いきなり付け焼刃で使うことは避けるようにしましょう。

フィボナッチを使うデメリット

一方フィボナッチ・リトレースメントを使うことのデメリットですが

1. エリオット波動や波動論について正しく理解する必要がある
2. フィボナッチ・リトレースメントを使いこなすのはそもそも難しい
3. ラインの引き方は千差万別なので、正解の手法がない

と言う点があげられます。

ある程度の知識を必要とする点や確実な根拠を持ってラインを引くのが難しいという点が注意点です。

実際の検証内容について

ここでは実際に検証した内容の中でも、実際に使いやすいと思った手法について軽く解説していきます。初心者の方でも分かりやすく解説をしていくつもりです。

※内容は一応検証をしましたが、筆者はおそらく使うことが無いです。少々難易度が高いので初心者の方にはおすすめしない検証結果になります。

• 天井・底を把握できるツール×フィボナッチ・リトレースメント

天井・底を把握できるツール×フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメントを使うのが難しい理由としては「波動が読みにくいから」と言うものがあげられます。

つまり天井や底を客観的に判断できるようなツールを同時に利用することで、フィボナッチの精度を上げることができるのではないかと考えました。

その結果筆者は「一目均衡表の雲」の部分に着目しました。一目均衡表を用いることで底値や高値を可視化できるのではないかと考えたからです。

実際一目均衡表の雲は天井・底の抵抗帯として大きく活躍しているので、フィボナッチ・リトレースメントとの相性がとてもよかったです。

実際のトレード手法についてですが

1. 雲抵抗・雲反発の「2回目」でエントリーできるようにする
2. 1回目の抵抗・反発後、1回目の値幅と同じくらいのところでフィボナッチ
3. 38.2%や61.8％を使ってエントリーする

といった感じでトレードをします。トレード検証回数を確保できなかったので信用性は低いですが、安定してトレードできればかなり強い手法だと思います。

どういったところで利確をするかが少々ネックなので、今後分析が進んだら更新していく予定です。

FX検証するならTradeTrainer

FXの検証をする際は、良い検証ツールを使うことが大事です。使いやすい検証ツールを用いる他、有料・無料で性能差がある場合も。

私が使っている有料検証ツールは「TradeTrainer」です。ストラテジーテスターを用いた検証ツールではないため、チャートの巻き戻しや途中保存が可能です。

加えて他の検証ツールにはないメリットを数多く兼ね備えており

• MT4のインジケーターを表示可能
• ヒストリカルデータは無料
• 他通貨ペアとの検証（相関比較）が可能
• 経済指標の表示可能
• トレード結果の出力（HTML・Excel）が可能

ができるのが特徴です。普段無料の検証ツールを使っていた筆者からすれば、こんなに使い勝手が良かったのかと思うばかりでした。

FXの検証ツールとして有名なのはForexTester4があるかと思いますが、正直この商品よりも使い勝手はかなりいいと思っています。

加えてForexTesterは32000円（通常価格）ですが、TradeTrainerはヒストリカルデータなどを標準搭載で29800円。買ったらすぐ使えるのはありがたい。

上記のメリットのように、TradeTrainerだけの機能（ヒストリカルデータ標準搭載・重要指標確認システム）もあるので本当に使いやすいです。

もし本気でFXトレードを成長させたいと思っているのであれば、有料検証ツールを検討するのも1つです。

※ちなみにこのTradeTrainer、無料版も搭載されています。使用回数は有限ですが有料版と変わらない使い勝手なのでまずは無料で試してみましょう。

まとめ

今回は「TradeTrainer（トレードトレーナー）検証集「フィボナッチ」」について徹底解説しました。

• フィボナッチ・リトレースメントはフィボナッチ数列をトレードに使う
• 相場の押し目などを把握するのに有効だが、天底を把握できるツールを同時併用する必要あり

トレードの手法構築や、実際のトレードの反省。勝てるトレーダーになるために必ずやっておくべき過去検証。この記事を見て初心者の方が勉強になれば幸いです。